頸椎症闘病記11

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 2007年12月17日
 
 2007年12月13日、西島脊椎クリニックへ術後検診へ行ってまいりましたが、その折、西島先生、また西島先生と出会わせていただけるきっかけをいただけました苦楽研人ご老公様より、これからは、しっかり歩いたり運動をして来年はもっともっと回復した姿を見せるよう、暖かくご指導頂きました。

私自身毎度毎度、がんばらねばなどといいながら、すぐにさぼってしまい、グータラに過ごしていましたが、今回の検診結果でまた頑張ろうと新たな気持ちにさせていただき、
これから先目標である100mダッシュを目指して日々頑張っていこうと思います。

今はうまく走ることができませんが、必ずいつか全力で走ってやる。そのために先ずは歩く、歩く、歩く。

言葉だけでなく、しっかりと地道に続け、手術してくださった西島雄一郎先生、また苦楽研人様への恩返しのためにも頑張りたいとおもいます。

前置きはさておき、先日13日に西島クリニックへ術後検診の結果を書かせていただこうと思います。

当日MRI、レントゲン撮影をしていただき、MRIの結果として術前にぺちゃんこになっていた神経はさらに太くなっており、気になっていた広報からの圧迫は見られませんでした。

ただ。神経の内部が白くにごっている部分はあまり変わらず、これは明らかにくびをゴリゴリやってしまう癖の性ではないかと思われました。(私的判断^^)

[MRI画像]

西島先生のお話では、神経の圧迫もなくなっており、将来的に再手術や車椅子といったことは、ないから心配入らない、そうおっしゃっていただき改めて、先生に出会わせてもらい手術していただけたことに、感謝させていただきました。

また神経には繊細な細胞が入り組んでおり、これらの神経にどんどん信号を送ってやるよう努力するように、そうお話くださいました。
毎度ながら西島先生にお会いするたび、元気をいただけ、今日もしっかりエネルギーを注入していただくことができました。

また当日は苦楽研人様が、わざわざ私の診察にもご一緒していただき、私の太くなった神経を見て自分のことのように喜んでくださりました。

また前述のとおり、研人様より、しっかり歩くこと、運動することなど、あたたかくご指導いただき、その温かいお言葉に感謝してさっそくその晩より、腹筋運動を復活、
また翌日から一日一時間は歩くようにしています。

そのおかげというか、あまりにも運動不足だったせいか、現在足のすねが筋肉痛になっています(笑
今日からはまた封印していたというか、さぼっていた自転車通勤も始めるため、会社倉庫で埃をかぶっていた愛自転車、「頑張れお父ちゃん号」も整備完了、さっそく帰り道の坂路調教を復活したいとおもいます。


2009年1月

 
 新年あけましておめでとうございます

今年は新年から水泳にがんばっております、昨日までで連日4日間、水中ウォーキングに励んだのですが、昨日は頑張りすぎて左足付け根の筋を痛めるありさま、何事もほどほどが大切の反省でした、、、ちなみに今日もお昼に歩け歩けの自分調教、わたくし、それなりに頑張っておりますよー^^

前置きはこのくらいにして、本当なら昨年12月にアップしなければならなかったのですが、12月中場、西島クリニックへ、定期検診に行ってまいりました

当日はついつい予約日をわすれてしまう私のために、苦楽研人ご老公が予約日を同じ日にしてくれて、わざわざご一緒してくださいました

検査結果は問題なし、脊髄も広がっておりました、ただ、日ごろの行いといいますか、無理なゴキゴキなどが原因か、薄くなっていた白い部分がすこし濃くなってしまっており、改めて反省でした、、、

MRI画像を頂いたのですが、ファイル形式が違っていて、なかなかアップできません。再びクリニックに問い合わせて、形式を変えて送っていただこうと思っています。というわけで、ことしもよろしくお願いいたしまーす。。。。

得意のブログ小説、吉宗くんおじさんとうさぎのアップで今日のPC操作はタイムオーバーあらためて、書き込みしますよーー!!

写真は検診当日、西島先生と、ご老公と私のショットです^^


2009年12月15日 
 

更新をすっかりサボっていましたが、今月12月9日、西島クリニックへ検診へ行ってまいりました^^
さっそくMRI撮影していただき、西島先生に診断していただきましたが、脊髄の方はだいぶ広がっており、
先生も心配ないとおっしゃってくださいました

ただ、中の白い部分が変わらずで、これを治すには、体を動かして神経にどんどん指令と伝達を送ってやることが大切とまたまた、注意を受けて帰ってきました…
いつもながら西島先生はパワフルで、元気はつらつ、私も頑張らねば!心にメラメラと燃え上がる炎状態にさせて頂きました。

実のところ、最近会社の近くに出来たスポーツジムへ現在は週二回くらいのペースで通っていますが、やはり体を動かした後は、足の調子もよく、このまま頑張って続けていれば、きっとどんどん良い方向へ向かう、そう信じて頑張ろうと思いました。
トレーニングを始めて気がついた事ですが、とにかく運動不足で筋力がなくなってしまっているy…特に事務仕事などで座りっぱなしの生活が多いため、足腰の弱さはひどすぎる状態です…まずは、ここから改善していかなくてはと、スクワットなどにも力を入れながらトレーニングを進めています

また、スタジオメニューで骨盤リセットというストレッチを中心にしたものがあり、これがなかなかぐーなのです。どんどん続けて、来年の検診こそは、神経のにごっている部分が改善されているよう、頑張るのみです…よーし、がんばるぞーーーー!

話は戻りますが、検診当日、恩師であり、サイトを通じて西島クリニックで手術を受けさせていただけるきっかけを作ってくださった、苦楽研人さんと、今年もご一緒させていただきました。ご老公は神経もすっかり綺麗に通って、パーフェクトな回復ぶり、私も見習わなくては…

当日先生とみんなで撮影した写真を研人さんよりいただきましたので、昨年に続いてハリコしたいと思います…

みんな良い笑顔です^^…ただ、ちょっと笑えるのが、右隅に隠れている人陰が…

実は研人ご老公様の山ノ神様です…ご老公より、あなたは写っちゃだめでしょホームページ用なんだからと注意され、あわてて隠れてくれたんですが、見事に写ってしまっておりました^^

編集するのも何なので、思いっきりそのまま貼り出してしまいましたよーん!

さあ、来年に向けて今から、筋トレに向かいたいと思いますよー^^

『気合だーーーーーーーーー! 気合だーーーーーーーーーーー!  
気合だ--------------------------- 」気合三連発でした…

 
 
 
2011年9月


 はやいもので9月…
あっという間ですね〜、なんて考えていたら、あれれ、昨年12月に、せっかく苦楽研人ご老公から検診の時の写真頂いたのに、アップしてなかった事に気がつきました、さっそく…
いい写真でしょう 毎年恒例のサイボーグの暮れの集い。西島先生と研人ご老公それに、私のスリーショットです。

検診結果は写真を見ていただいての通り、無事でした。

いまだに足はひっかかりますが、術前のあの締め付けられる感じもまったくないですし、多少のハンデは神様が与えてくれた試練と考えましょう

といっても根が楽観主義で、嫌な事があっても、いつか必ず良いことがあると思い込んでしまっている超ポジティブな私には、ぜーんぜんどうっちゅうことはありません。それどころかこの病気のせいで、西島先生はじめ研人ご老公、それに沢山の方とすごーく親しくさせていただけたり、健康な時にはまったく見えなかった世界が、見えるようになりました。

何か失うものがあると、代わりに得るものがある、そういうことでしょうね^^

という訳で今年も暮れの検診めざして頑張ろうと思います。

それから話は変わりますが、以前闘病記で書いた長女の骨髄移植体験ですが、二度目の移植からお陰様で5年がたちました。
本当に元気に過ごさせていただいており、8月には現在頑張っている「稲城こどもミュージカル」に出演いたします。公演についてはまた近々アップしますが、多摩センターで上演されますので、ごらんになりたい方はお知らせください。

それと、今年の二月に文芸社さんでこんな応募がありました。

実は山の神と相談してそこへ娘の事を書いた短いお話を応募したのですが、すごく嬉しい結果が文芸社さんから送られてきました。

ご覧の通り、なんと大賞を頂いてしまったのです。秋に他の入賞者さんといっしょに出版される予定らしいんですが、いまからとても楽しみです。じつは娘もすごーく喜んでおり、いまから毎日、私の本はまだ?と尋ねてきます。出版が決まりましたら紹介しますので、よろしくおねがいします。


前回紹介しました『闘病奮闘記』、発売日が2011年11月1日に決まりました。
たくさんの闘病記録がありました。みなさん大変な経験をされているお話なのに、それぞれ元気になれる
内容で、とても良い本ができたな、そう感動しています。



購入は下のボタンをクリックしていただくと、アマゾンのページへリンクされています

闘病奮闘記

ぜひぜひ読んでみてください。今日はいろいろと疲れて眠たいです続きは明日更新します…
2013年7月30日 絵本を作ってしまいました^^
 

すごーく久しぶりの書き込みです^^

今まで何をやっていたかというと、いうことを聞かない右手に喝をいれながらイラストをいっぱい描いたり、そして今年の一月からは絵本製作に没頭していました。

実は、以前紹介しました闘病奮闘記で大賞をいただいた「P.S.祐ちゃんは元気です」を絵本にしませんか?というお誘いから作った絵本なんです。

お話をいただいたときは、絵本のイラスト何て今の私の右手では無理じゃないか…

正直そう思いました。だって、一枚二枚なら頑張っていうことを聞かせても、相当の枚数をしあげなくてはなりません。文芸社の方との話し合いで、最初はイラストレーターの方にすべて任せようと、たくさんのイラストレータの方の作品を見せていただきました。

どれもこれも素晴らしいものばかり…これは、私に描けるものじゃない…そうおもっていたのですが、私のイメージイラストをご覧下さった文芸社の理事が

「松田さん、あなたが描かれたらどうですか?」そうお声がけくださいました。

最初は頸椎の手術をしたこと、右手が長時間動かせないこと、また思ったところへペンを入れられないこと…そんな説明をしてその日は戻ってきました。

でも、帰宅中の電車で思いました…

この絵本のイラストをひとに描かせてもいいのだろうか?たとへいうことの利かなくなった右手でもいいじゃないか、下手だっていいじゃないか…

そう心を混めて描けばいいんだ!

そんな思いをこめてイラストを描き上げてみました



これは病気をする前まで、得意としていたGペンでなく、筆と水彩、色鉛筆をつかって仕上げたものです。

之なら今の俺にも描ける!そう思った私は文芸社の理事に、「私が描きます」そう電話しました。

さて、言ったまではいいモノの、会社は税務調査がくるし、仕事は忙しいし、なかなか絵本の原稿もしあげられず時間ばかりがたってしまいました。

でもゆっくりしてる場合ではない・・・9月の刊行へまにあわすには最低でも5月の半ばまでに物語とイラストも完成させなくてはなりません…

おまけに問題は物語の内容から、ページ数が42ページまで膨らみ、イラストも40点以上描かなければなりません…

とにかく、悩んでボーっとしている暇はなく、一枚一枚描き上げて行こうと、物語を完成させた後、動きの鈍い右手に喝をいれながら描きはじめました

でも、集中するとそれまで動かなかった右手が言うことをきいてくれるものなんですね・・・

とにかく毎日毎日深夜までイラストを描き続け

5月の半ば、ギリギリセーフでイラストが完成しちゃったのでした〜^^

今の私にだって、やればできるじゃないか!

この時は本当にうれしくて、そしてすごーく自信がわきました。

出来上がった原画を持って出版社へいくと、担当の方もとてもイラストに感動してくださり、絵本の編集作業に取り掛かってくれました。

後従靭帯骨化症で右手右足が言うことを効かなくなって10年…

こうして一つの形を残せたことは、本当に嬉しかったです。やれば何でもできるんですよね〜^^

絵本のタイトルは「春ちゃんは元気です」、8月の終わりころの刊行されます。

8月の半ばには書店での予約もはじまりますので、その時はまたお知らせします。

ちなみにこちらは表紙のイラストです^^


フェイスブックページもつくりましたので、お持ちの方はぜひぜひ下のボタンをクリックしてページ「いいね」していただけるとうれしいです^^


↑春ちゃんは元気ですFBページ

オフィシャルブログはこちら↓

 2016年9月24日
  
 前回の書き込みから三年もたってしまいましたが、頚椎症になってからしびれが残っている
右手でも仕上げることができた絵本のイラスト、おかげさまで春ちゃんは元気ですという絵本も
たくさんの方に大切にしていただけています。
石巻、山形、盛岡、長崎での原画展、それに映像を流しながらの音読会まで各地で開催してくださって
とっても充実した日々を送らせていただいています。

実は今回、いままで慣れ親しんでいたニフティ―のホームページサービスが廃止されることになり
こちらの闘病記も引っ越しすることになりました。
今まで、読んでくださっていたみなさんやリンクしてくださっている方々に、現在移転のお知らせをしている
ところですが、あまりに急なニフティ―からの廃止のしらせに正直まいってしまっています。

とりあえず、最近の近況としては、以前から状態は同じ、ですが最近では以前のちょっとヤンキー系の
イラストではなく、こんなイラスト系ばかり描いています^^

   
タイトルは「笑顔でいるからうれしいことがあるんだって」
頸椎の病気になって、そして右手の自由がちょっとだけ利かなくなって…
でも、ちゃんと動いていたころより、いまの方がずっと好きなイラストを描けるようになった
そんな気がしています。

Gペンに代わる新しいペンを探そうと、こちらの闘病記のなかでも模索していることが
書かれていましたが、くっきりしたペンでなく水彩と色鉛筆にであい、いままで描けなかった
あたたかいふんわりとした画風で絵をかけるようになりました。

先日、漫画家の友人から、松田さんは右手の自由を少しだけ失ったかわりに
もっとよい画風を手に入れた…そんなことを話してくれましたが、なるほど、なるほど、
何かを失くせば、代わりに何かがやってくるものなのだと気が付かせていただきました。

そんなわけで、これからもこちらの闘病記では「すぱーっと良くなったぞ〜」ということは書けなくても
じみに、じみに、じわじわと「こんなすごいことができるようになったんだぞー」みたいなことを
前向きに更新していこうとおもっています。

後日あらためてアップする予定ですが、実は私松田は腰椎のヘルニアになっていまいましたが
体操でかなり回復することができました。そのへんもあわせて近日アップしたいとおもいます。

ちなみにこんなイラストも描けるようになりました↓

  

これも、頚椎症になるまえでは考えられないイラストです^^
 
 

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